記事の概要
ここでは、私が考えるキャッシュレスについての考察や戦略について記載します。
メインで使用している楽天ペイ、ペイペイ、d払い、クレジットカードの内容が中心です。
本記事は、2020年1月時点のものです。
その時の状況に応じて再検討を行いますが、その際は記事を更新します。
キャッシュレスの定義
最近よく耳にする「キャッシュレス」というワードですが、〇〇ペイに限った話ではありません。
クレジットカードや電子マネーなど、現金(貨幣)を使わずに決済することを指します。
現金で直接決済を行いませんが、キャッシュレスで支払いを行った以上、いずれかの方法で支払いに対する決済を行う必要があります。
その決済は、「事前払い」「事後払い」「即時払い」の3種類に分けることができます。
・事前払い
電子マネーなどあらかじめチャージして利用するプリペイド式の支払い方法
・事後払い
クレジットカードなどの後日支払いが請求される方法
・即時払い
デビットカードなどの決済と同時に支払いがされる方法
キャッシュレスを利用するうえで考える必要があること
- 利用する目的を持つ
- 還元に惑わされない
- 資産を分散しない
私は、上記を考えることで、よりよいお金の使い方ができると考えています。
それぞれを以下で考察します。
利用する目的を持つ
最近はキャッシュレスと一口で言っても色々な方法で支払いが可能です。何か1つを使うでもよいですし、複数使いこなすでもよいと思います。
ただキャッシュレスを使うことでどうしたいのか一度考えてみることが大事だと思います。
例えば、
- できるだけ現金を使わず、手数料のかかるATMの利用を減らす
- クレジットカードのポイントを利用して普段あまりしない贅沢をする
- 支出を一元管理してお金の管理負荷を下げる
といった感じです。
目的を持つことで、どのクレジットカードを使えばよいか、どの〇〇ペイを使えばよいか戦略を立てやすくなると思います。
還元に惑わされない
ここ最近は、〇%還元というものが多く存在します。
しかし、還元を受けることで支出額を減らすことはできますが、支出自体を減らすことはできません。
例えば、支払額の20%がポイントとして還元される案件があるとします。
1000円の買い物を行った場合、支払った額1000円に対し、ポイントが200円分戻ってきます。
この200円はまたいずれ使い道ができる前提であれば、実質800円で買い物できたことになります。
しかし、還元はないけど買い物自体を700円で抑えた場合、上記の買い物より安く抑えることができます。もしかすると1000円は無駄遣いをして1000円分かっているのかもしれません。
要は、還元があるからって無駄遣いするのは本末転倒じゃないですかってことです(笑)
私自身は、還元を得ることで将来的にみると変動費を減らすことができる一つの手段として認識しています。(そう肝に銘じて無駄遣いしないように心がけてますというのが本音…)
資産を分散しない
最近の〇〇ペイは、プリペイド型の支払いケースが多いと思います。
つまり使うキャッシュレスの手段を増やせば増やすほど、チャージしたお金が分散してしまいます。
「いや私は管理できるよ?」って方はいいのですが、そうでない方は今どこにいくらあるかを把握するのが大変になり、お金の管理が雑になってしまう可能性があります。
多くのものに分散させるのはかえって管理が大変になり、その管理にかかる時間や労力こそが無駄ではないかと思います。
利用する目的を持つところにも記載しましたが、どうキャッシュレスを使い倒すかを考えると、利用するものはおのずと絞れてくるのではないでしょうか。
キャッシュレス運用(2020年1月時点)
前置きはここまでにして、本題です。
上記の方針をもと私は以下の運用を行っています。
ペイペイ
唯一のプリペイド式キャッシュレスとして利用しています。
普段はあまり利用しないのですが、キャンペーンが多いので必要に応じて使っています。
キャンペーンの際は、期間・還元額・予算を考慮したうえで、一括で残高にチャージして使いすぎを防止しています。
(残高が残れば実質貯金!くらいの軽い感じで考えています)
ペイペイのキャンペーンページは以下から確認できます。週に1回くらいのぞいてみましょう。
楽天ペイ
楽天ペイは、〇〇ペイの中では珍しい事後払い型のキャッシュレスです。
普段利用する頻度は多いほうですが、その多くは期間限定ポイントの消費になります。
ここでは詳細を述べませんが、楽天経済圏を作ることで、たとえ還元が少ないとしてもそれ以上の利益をもたらすことができます。
還元されたポイントは、楽天ペイだけでなく楽天グループ全体の利用を視野に入れることが大きなメリットです。楽天経済圏や期間限定ポイントは別途記事にまとめようと思います。
楽天のキャンペーンは以下から確認できます。なお、楽天の場合は、キャンペーンに参加しないと恩恵を受けられない場合が多いので注意が必要です。
d払い
d払いは、ドコモが運営しているため、ドコモユーザの場合、高い恩恵を受けることができます。
また、dカードを利用して事後払いができるため、チャージする必要もありません。
2019年前半は、他のペイのキャンペーンが強かったため印象が薄かったのですが、2019年後半からd払いもキャンペーンに力を入れ始めたため、利用することにしました。
還元されたポイントは、大きなキャンペーンがない時期のおまけ程度で消費しています。
d払いのキャンペーンは以下から確認できます。楽天同様、キャンペーンに参加しないと恩恵を受けられない場合が多いので注意が必要です。
その他
上記以外は、ほぼクレジットカードを利用しています。
クレジットカードは主に3種類使っています。
メインクレジットカード:ANAカード
飛行機に乗るためです。帰省するときの旅費を浮かすための特典航空券がとれるようにマイルを貯めています。
サブクレジットカード1:楽天カード
楽天経済圏を作るベースとなるカードなので、クレジット自体の利用が少ないとしても絶対に必要です。
ANAカードとブランドを変えていますので、ANAカードが使えない場合の代替手段としても使います。
サブクレジットカード2:ソラチカカード
これもANA系列のカードですが、利用用途はほとんど定期券です。
定期券と電車賃(オートチャージ)で最終的にマイルへ移行しています。
まとめ
現在の私のキャッシュレス戦略についての考察や戦略を記載しました。
あくまで概要レベルのものですが、最新の情報をベースにどう動いているか今後記事にしたいと考えています。