記事の概要
本記事では、AWSの認定資格を取得するための最速の勉強方法について、これまで実践してきたことや指導してきたことをもとに効果が高かったものを中心に解説します。
もちろん基礎部分の勉強は時間をかけて行う必要はありますが、特定の資格に限った内容ではないので、幅広い資格に応用できるかと思います。
その他試験対策として、SAAやSAPに絞った内容を解説していますので、そちらもご参照ください。
正攻法で合格する方法
AWSにおいて正攻法で合格するには、多くの方が解説されていることと重複しますが、学習ガイドを読み、参考書や公式ページなどで各サービスの理解を深め、模擬問題や問題集などで出題の傾向をつかむという手順が一般的かと思います。
以下の記事で攻略法について解説してますが、これは正攻法で勉強して試験に臨むときの考え方がベースになっています。
各ポイントで理解を深めながら勉強を進めていきますので、理解が定着しやすいですし応用もききやすくなるので正攻法で勉強するのが王道だと考えます。
しかし、この正攻法で勉強する方法ではある問題点が浮上します。
それは、
勉強量がとても多くなる
ことです。
AWSでは、アソシエイトでいうと3種類分野ごとに試験区分が分かれています。
IPAの情報処理技術者試験に比べると範囲は限定的になりますが、サービスの詳細や全体のアーキテクチャを理解していなければ解けない問題が多数あります。
そのため、頻出するサービスに関してはかなり深堀して勉強しなければなりませんが、必ずしも特定の内容が出題されるかというとそういわけではないため、勉強する内容によっては非効率になってしまう可能性があります。
適切な勉強時間はどのくらいか
前段で述べた通り、勉強すべきものが多いのであれば、ゆっくり長い期間かけて勉強すればいいじゃんと思う方もいるかもしれません。
その考えに間違いはありませんし、継続的に勉強することはとても重要なのですが、AWSのようなクラウド技術は日進月歩で進化しており、半年後には仕様変更されているなんてことがざらにあります。
そのため、資格を取ろう!と思ったのであれば、遅くても3か月以内に受験することが望ましいと考えています。
最速で合格するための勉強法
前述が長くなりましたが、ここからが記事の本題です。
最速で合格するための勉強法ですが、それは、
とにかく問題に触れる
ことです。
それだけ?と考える方もいるかもしれませんが、それだけです。
触れると表現したのは、問題を解く以外にも利用するためです。
おおよそにはなりますが、以下のように学習を進めます。
- 解説がついている模擬問題や問題集を入手する
- 模擬問題の問題文と正解と解説を一通り読む
- 解説の中で理解できていないところをチェック・復習する
- 模擬問題を解く
こちらを順に解説します。
解説がついている模擬問題や問題集を入手する
まずは、参考となる問題を入手するところから始まります。
参考書やネットの問題何でも構いませんが、重要なのは解説がついていることです。
この後、理解できていないことを暗記していくことになりますが、暗記する際に問題と正解の紐づけの精度を上げるために解説が必要となります。
問題数はできるだけ多く、複数の個所から収集するほうがいいのですが、時間やお金がかかってしまいますので、まずは一つから始めてみてその後別の媒体を入手するか考えればよいかと思います。
模擬問題のお勧めを以下に紹介しますので、是非参考にしてください。
Udemyのお勧め講座
【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集
AWS 認定デベロッパー アソシエイト模擬試験問題集

AWS 認定SysOpsアドミニストレーター アソシエイト模擬試験問題集

AWS 認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル模擬試験問題集

AWS認定 DevOpsエンジニア – プロフェッショナル (DOP-C01) 模擬試験

お勧めの参考書
模擬問題の問題文と正解と解説を一通り読む
模擬問題を入手したら、次は問題を解くことではなく、問題と解説を読むことです。
いきなり答えを覚えて試験に通用するの?と思う方もいるかもしれませんが、ここでは答えを暗記することが目的ではありません。
おそらく勉強を始めた方のほとんどが、合格点に達している理解度を持っていないと思いますので、中途半端な知識をひねり出して問題を解くより、まずは正確な知識を理解することから始めます。
解説の中で理解できていないところをチェック・復習する
問題と解説を読み進め、暗記できるものと考えを整理するもので分けて考えます。
例えば、サービスだけ問われている問題やキーワードと紐づく問題に関しては、暗記するだけです。
一方、要件に沿って答えなければならないものや要件に対する適切なサービスの選択など、考えを整理するものについては、参考書や公式ページなどで情報を整理します。
この場合、特定のサービスに時間をかけすぎても非効率になりますので、さっと見直すくらいで問題ないと思います。
模擬問題を解く
一通り、何となく理解したところで理解できているかチェックするために問題を解いてみます。
もしかすると答えを覚えてしまっているかもしれませんが、気にせず進めてください。
おそらくキーワードや何かのつながりでこう来たらこうみたいなことを覚えていると思いますが、それができていればこの勉強法は十分です。
解き終わった後は、何が違っているか必ず見直しを行ってください。
この手法のメリットとデメリット
上記で説明した通り、模擬問題をベースに学習を進めていく方法ですが、
参考書や公式ページの各サービス内容を淡々と読んで理解するよりはるかに効率よくポイントをおさえることができる点がメリットです。
模擬問題や問題集を作成している側からすると、できるだけ出題される問題に近い形やよく問われる内容を選んでいるはずです。そのことを利用して、できるだけ本番に近い状態のもののみを勉強することで、考え方や理解の範囲を集中することができます。
一方で、基礎理解を飛ばして模擬問題の内容を暗記に近い形で勉強しているため、応用が効きづらいことがデメリットです。
試験に合格することを目的としているため、仕事での応用などはあまり期待できません。
また、問題の精度によっては本番試験で大きく外れることもあります。そういった運の要素が絡んでくることもデメリットになりますので、その前提で取り組んでもらえたらと思います。
まとめ
本記事では、最速で合格するための勉強法について解説しました。
合格するための勉強法を解説したブログは多数あると思いますが、正攻法ではない裏技的な勉強法について解説しているブログはかなり少ないかと思います。
少し勉強したけどなかなか受験するまでいかない方や普通に勉強して合格できるのか不安な方の一助となれば幸いです。
なお途中で説明した通り、初級者の方については、基礎を理解しておかないと後の試験レベルについていけなくなる可能性が高くなります。
最低でもAWSクラウドプラクティショナーに関しては、正攻法でしっかりと基礎を勉強して合格してください。