記事の概要
本記事では、ついにipv6対応した楽天ひかりの対応についてのまとめと実際に前後の速度を比較し、どのくらいの速度が向上したか記載します。
お知らせはある日突然に
自宅インターネットのプロバイダは楽天ひかりを契約しており、利用しているときに遅いなーと思うことは、「それなりによく」ありましたが、とはいえ特段困ることはありませんでした。
しかしコロナ禍で会社への出社が原則禁止され、テレワークを余儀なくされました。
当然リモート会議が行われるのですが、音は途切れるし画面は遅れるしとても困る…
本当に不便だなと思い、プロバイダ変更を検討していました。
そんなときあるお知らせが…

!!!!!
本来は6月に正式サービス開始だったのですが、4月後半~5月上旬にかけて先行リリースのお知らせがありました。
違約金払ってでもプロバイダを変えようと思っていたので、ラッキーでしかありませんでした。
ipv6とは?
そもそもipv6とは何かざっくりと説明します。
簡単に言うと、インターネット上の住所であるIPアドレスをこれまでのipv4から拡張した規格ことです。
なぜ拡張すると良いかというと、ipv6は新しいプロトコル(IPoE)を利用することで従来のipv4のプロトコル(PPPoE)だけに比べて、より高速な通信を行うことが可能だからです。
また、利用できるIPアドレス数が大幅に増加したことで、モノがインターネットにつながるIoT機器がより多く利用されることが期待されています。
以下のページでイメージがわかりやすく説明されています。

その他詳しい仕様はWikipediaに難しく書いています。

ipv6対応ルータに変更
今回、楽天ひかりでipv6を利用するためには、対応したルータを用意する必要があります。
これまで使用していたルータが〇年物でとてもipv6対応していなかったので、実際に対応ルータに記載されているルータを購入しました。
設定方法は以下のページに記載されています。
速度を比較してみた
実際に速度を測定して比較してみました。
測定条件
測定:ブラウザ(fast.com)
ブラウザ(Google)
※導入前、導入後で日付は違いますが、同時測定ができないので別日の大体同じ時間帯で計測しています。
結果
まずは、導入前(ipv4)の速度です。


続いて、導入後(ipv6)の速度です。


考察
見てお分かりの通り、全然違います。
モバイルより遅い瀕死の速度から息を吹き返したかのような速度まで向上しています。
ルータを新しくしたことで新しいWifiの規格が利用できたことも一因かと思いますが、にしても上がりすぎです。
この対応を前倒しで行った楽天ひかりは素晴らしい対応だったと思います。
サポートセンターに全く電話が繋がらなかったのはうーん…でしたが笑
まとめ
今回は、楽天ひかりのipv6対応による速度比較を行いました。
十分すぎる速度がでており、現状仕事では全く困っていません。
また、先行リリースという立て付けなので、本リリースとなった場合に何か変わるかどうかも注視ポイントだと思います。
なお、楽天ひかりは従来毎月ポイントがもらえる仕様だったのですが、今はSPUの対象に変更されています。
1年間無料の楽天モバイルと合わせて利用するだけでも結構なポイントがもらえるようになります。
